不動産鑑定評価は、不動産鑑定士が評価したものなら全て同じ内容というわけではない！

『不動産鑑定評価は、不動産鑑定士の資格を持つものが評価すれば、全て同じ内容になるというわけではないんですよ』と熱い視線でお話しされる、森田不動産鑑定事務所所長の森田先生。
多忙な傍、公益社団法人 京都府不動産鑑定士協会の会長も務められている、なかなかすごい先生で、業界全体の未来に目を向けて、これからの不動産鑑定士が行っていくべきサービスの在り方、身につけなければいけない技量などにおいて、様々な活動をされています。

とりわけ、業務の主となる不動産鑑定評価書の作成においては、昨今の｢簡易鑑定｣と称して記載内容を大幅に省略し、安価な料金で大量に受注・発行する鑑定業者のやり方や、依頼者の有利なように依頼者の言われるがままの鑑定評価に応じる鑑定業者が横行していることをとても危惧されています。
これらの評価は、内容に問題が多く、肝心の取引、折衝、証拠資料等において何の意味もない無駄なものになってしまうことも多いのが実情とのこと。

不動産鑑定評価は依頼者の人生設計やビジネスを大きく左右するもの！

であればこそ、過大であっても、過少であってもいけない、『的確』であることが最も大切。と話される森田先生。
様々な役職を歴任されてますし、一見強面で堅物そうに見えるんですが、愛嬌があってとってもユーモアのある話しやすい先生なんです。僕は大好きですね。こちらの冗談にも『的確』に突っ込んでくれるし！事務所での打ち合わせでも、居酒屋での打ち合わせでも、まわりを成長させてくれる素晴らしい先生です。