住まいという、人生の中で一番高価と言えるものを販売するために。

ほとんどの人にとって、住まいとなる不動産が、一番高い買い物になるのではないでしょうか。その買い手の方の心を動かすために、たくさんの費用を投じてありとあらゆることをするのがマンションをはじめとする不動産販売です。
紙、映像、建物、いろんな媒体にいろんなアイデアで販促・広告活動を行っていきます。
シーピーコーポレーションは、全員が必死で脳みそに汗して、卓越したアイデアとデザイン表現を生みだし、創りだして、それらを行うスペシャリスト集団です。そして、私を育ててくれた会社でもあります。

私に独立できる技量を身につけさせてくれたお師匠様たち。

もともとは、株式会社ヘッドワークの広告部門、コンセプト＆プロデュース事業を行っていたC.P事業部。私がその一員として採用してもらったのが平成12年1月。それから、分社化を経て有限会社となり、河原町三条のデ・リード館内に事務所があった、平成17年1月までの5年間お世話になりました。

濃密な5年間でしたね。冒頭の通り、不動産販売は、ありとあらゆる広告・販促を行うので、ありとあらゆることを叩き込まれ、鍛えられました。田舎からポッと出の若者がいきなりデザインの仕事などさせてもらえるわけもなく、最初の頃は、住宅地図をつなぎ合わせてワンルームぐらいになる特大マップをつくって、現地を歩き回って環境調査をしたり、マンション図面のトレース、設計士とのやりとりなんかを主にやっていたように記憶しています。もちろんお茶汲み電話番も。

そこから、一つ一つの仕事がしっかりできるように鍛えてもらいました。私は、デザイン系の学校に行って、勉強していたわけでもありませんから、指導していく方は、大変だったと思います。やる気があることだけは救いだったと思いますが。たまに、今思い出してみるとプッと吹き出してしまうような変なものもよく作ってたような気がしますね。笑

そして、周りの厳しくも温かい指導と、私自身の努力によって笑、着実に力を身につけることができ、ディレクターとして、プロジェクトを任せてもらえるまでに成長させてもらいました。この会社で学ばせてもらったことで、今現在役に立たないことは何一つないです。環境調査能力も、マーケティングの基本となる力ですし、建築図面に関する能力は、様々な方面で役立てることができる力でした。

社長の小西さんはじめ、当時の上司であった見須さん、清水さん、湯免さん、には、とても感謝しております。そして、とりわけ、師匠と慕わせていただいた伊藤さんにはその大きな背中・・・お腹？を見て、たくさんのことを学ばせていただきました。食べていける力を身につけさせてもらいました。本当にありがとうございました。