BLOG 私の娘が私の上司 2005.10.17 001:私の娘が私の上司 私の娘が私の上司 2005/10/17 1ボス My daughter is my BOSS はじめまして!突然ですが、私、個人事業をはじめました。といっても、サラリーマン時代のときから、 個人事業のような気持ちで仕事に取り組んでいたので、あまり変わりはないつもりなんですけどね。 収入を多く得たいということはもちろん、自分のスタイルで仕事をしていきたいと思い独立を選んだわけですが、 「上司」がいなくなったのは、正直とてもさみしい。存在するときは、うっとうしく思うこともたびたびあったけどッ。 サラリーマンである以上、「上司」という存在はとても大切です。会社に入った直後は、誰もが新人なんですから。 私は、いろんな場所で多くの優れた上司に恵まれたと思っています。だからついつい、個人事業主なのに上司を探してしまいます。 が、昨日、偶然にも、新しい「上司」が見つかりました。 その上司は二人いて、そのうちの一人は、私の提案するプランをガンとしてききいれず、 あろうことか、わめきちらしたあげく、私に暴力をふるい、自分の意見をとおそうとします。 もう一人は、ただ、泣くばかりで私の話に一切耳をかそうともしません。困ったものです。 ・・・ フッ、そうなんです。タイトルでおわかりのとおり、一人は3才、もう一人は0才5ヶ月の娘たちなんです。 昨日、上の娘にせっつかれて、LEGOのブロックで遊んでいました。 「パパぁ! これつくって! あれつくって!」本当にかわいい声で、言葉をなげかけてくれます。 「ものづくり」と呼べる部類の仕事をしているわたしは、ついつい調子に乗って力作をつくろうとしてしまいます。 一緒につくっているつもりなのに、「パパぁ、いっしょにつくろうよ~」なんていわれることもしばしば。 けど、昨日は、二人で協力しあって、スピーディーに見事に完成。私も娘も、おかしな動物ばかりいる動物園の出来映えにホレボレ。 が、次の一瞬!ガシャ~ンガシャガシャガシャガシャ!!! 「こんど、ちがうのつくろう!」という娘の声とともに、娘の手によって、 見るも無惨なすがたに。私の時間が一瞬とまったあと、ふと気づくことがありました。 今の私には、これが欠けている!いつのまにか無くしてしまった! 一度つくったモノに、いつまでも未練をのこし、執着し、次につくるモノも前回つくったものに継ぎ足した内容で満足する。 これでは、いつまでたっても自分が本当に満足出来るいいモノなんてできるわけがありません。 本当に優れた「ものづくり」とは、創造と破壊の連続でおこなわれるものなんです。 確かに、経験や実績に基づく応用や流用を行うことは大切です。しかし、ほとんどの人が応用や流用を飛び越して執着してしまう。 もし、そうなってしまったら、自分の考える「成功」なんて絶対にできやしない。 私も、今の仕事を始めた時はこの繰り返しができたはず。でもいつしか、しなくなっていた忘れたフリをしていた。 まぁ、単純にしんどいからなんでしょう~ね~。 それではダメだということを、娘が? LEGOブロックが? 気づかせてくれました。 みなさんは、どうでしょうか?なにか、あてはまることがあるでしょうか? そうそう、LEGOブロック関連で、こんなホームページを見つけました。 http://www.legoeducation.jp こんなビジネスもあるんだな~っと単純に感心です。 おもわず、習いにいきた~い! っと、思ってしまった自分がはずかしくもあり、うれしくもありました。 ■編集後記 第1回目ということもあり、長くなってしまいましたが、要するに、子ども目線で自分勝手な発見をしていこう!っていうありふれたテーマです。間違っても、二人の娘がかわいくてしかたがないから自慢しちゃう!っていうメルマガじゃないつもりですよッ。あやしいけど。次回からは、サラッと読みやすくするつもりですので、どうぞ、おつきあいください。それでは、また来週の発行日を楽しみにして。 《 私の娘が私の上司 》 □ 発行 : ファイン□ 編集 : 鈴木一貴□ サイト: https://finework.jp 私の娘が私の上司ブログ一覧 002:健やかな三角形
私の娘が私の上司
2005/10/17 1ボス
My daughter is my BOSS
はじめまして!突然ですが、私、個人事業をはじめました。
といっても、サラリーマン時代のときから、
個人事業のような気持ちで仕事に取り組んでいたので、
あまり変わりはないつもりなんですけどね。
収入を多く得たいということはもちろん、
自分のスタイルで仕事をしていきたいと思い独立を選んだわけですが、
「上司」がいなくなったのは、正直とてもさみしい。
存在するときは、うっとうしく思うこともたびたびあったけどッ。
サラリーマンである以上、「上司」という存在はとても大切です。
会社に入った直後は、誰もが新人なんですから。
私は、いろんな場所で多くの優れた上司に恵まれたと思っています。
だからついつい、個人事業主なのに上司を探してしまいます。
が、昨日、偶然にも、
新しい「上司」が見つかりました。
その上司は二人いて、そのうちの一人は、
私の提案するプランをガンとしてききいれず、
あろうことか、わめきちらしたあげく、私に暴力をふるい、
自分の意見をとおそうとします。
もう一人は、ただ、泣くばかりで
私の話に一切耳をかそうともしません。困ったものです。
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フッ、そうなんです。タイトルでおわかりのとおり、
一人は3才、もう一人は0才5ヶ月の娘たちなんです。
昨日、上の娘にせっつかれて、
LEGOのブロックで遊んでいました。
「パパぁ! これつくって! あれつくって!」
本当にかわいい声で、言葉をなげかけてくれます。
「ものづくり」と呼べる部類の仕事をしているわたしは、
ついつい調子に乗って力作をつくろうとしてしまいます。
一緒につくっているつもりなのに、
「パパぁ、いっしょにつくろうよ~」なんていわれることもしばしば。
けど、昨日は、二人で協力しあって、スピーディーに見事に完成。
私も娘も、おかしな動物ばかりいる動物園の出来映えにホレボレ。
が、次の一瞬!
ガシャ~ンガシャガシャガシャガシャ!!!
「こんど、ちがうのつくろう!」
という娘の声とともに、娘の手によって、
見るも無惨なすがたに。
私の時間が一瞬とまったあと、ふと気づくことがありました。
いつのまにか無くしてしまった!
一度つくったモノに、いつまでも未練をのこし、執着し、
次につくるモノも前回つくったものに継ぎ足した内容で満足する。
これでは、いつまでたっても自分が本当に満足出来る
いいモノなんてできるわけがありません。
創造と破壊の連続でおこなわれるものなんです。
確かに、経験や実績に基づく応用や流用を行うことは大切です。
しかし、ほとんどの人が応用や流用を飛び越して執着してしまう。
もし、そうなってしまったら、
自分の考える「成功」なんて絶対にできやしない。
私も、今の仕事を始めた時はこの繰り返しができたはず。
でもいつしか、しなくなっていた忘れたフリをしていた。
まぁ、単純にしんどいからなんでしょう~ね~。
それではダメだということを、
娘が? LEGOブロックが? 気づかせてくれました。
みなさんは、どうでしょうか?
なにか、あてはまることがあるでしょうか?
そうそう、LEGOブロック関連で、
こんなホームページを見つけました。
http://www.legoeducation.jp
こんなビジネスもあるんだな~っと単純に感心です。
おもわず、習いにいきた~い! っと、
思ってしまった自分がはずかしくもあり、うれしくもありました。
第1回目ということもあり、長くなってしまいましたが、
要するに、子ども目線で自分勝手な発見をしていこう!
っていうありふれたテーマです。
間違っても、二人の娘がかわいくてしかたがないから自慢しちゃう!
っていうメルマガじゃないつもりですよッ。あやしいけど。
次回からは、サラッと読みやすくするつもりですので、
どうぞ、おつきあいください。
それでは、また来週の発行日を楽しみにして。
《 私の娘が私の上司 》
□ 発行 : ファイン
□ 編集 : 鈴木一貴
□ サイト: https://finework.jp