ファインワーク FINE WORK

2005.11.18

005:アピール

私の娘が私の上司

2005/11/18 5ボス

My daughter is my BOSS

上の娘(社長):3才   
下の娘(部長):0才5ヶ月

あれがほしい!これがほしい!あれがしたい!これがしたい!
社長は自分の欲求に対して本当に素直。

なんて素晴らしいことだ。これは見習わなくては!ッと思い、
犯罪者になりかけた!って話は無視して今日の本題はこちら!

【 アピール 】

社長はとてもストレートに自分の欲求を口にする。いや、
「欲求」というと偏ってしまいますね。欲求も含めた「自分アピール」かな。

これがほしい!あれがしたい!はもちろん、これしてほしい!あれしてほしい!
これが好き!あれが嫌い!あれ一緒にしよう!あそこ連れて行って!・・・

絶え間なく自分をアピールしている。
アピールの仕方に困ることも多々ありますが、そのアピール力、すごいです。

このあいだのことです。私の口がモグモグしているのが気になった社長は、
私に熱い視線を注いできます。私はそれに応えようと、

口の中のガムを指先でつまんでウニィ~っとのばしてやりました。
オッと、社長の目が予想以上にキラキラ輝いています。

当然、「したいッ!したいッ!」というお言葉。
3才でガムは早いように思いましたが、食べてはいけない。と教えるよりも

その食べ方を教える事の方が大切だと思い、「絶対に飲み込んだらあかんで!」
っといいきかせ、口から出すまでをしっかり指導しました。

あっと言う間に、ブルーベリー味のガムはなくなってしまいましたが、
社長は未知の体験にいつまでも目を輝かせていました。

それから数日後・・・、なんと、社長のまわりには、
私の知らないようなガムが、いくつも転がっているではありませんか!

マイワイフからはもちろん、おじいちゃん、おばあちゃん、近所のおばさん、
おねえちゃんにまで、ガムを買ってもらったり、いただいたりしたようです。

あげく、「ガム食べられるんやで~」っと、私にまで、応用形でアピール。
「ガム食べたい!」っというアピールでは、3才の子どもにたいして、

大人が拒否するということをつかんだのか・・・ なんにせよ、
私が教えたことなんか、これっぽっちも覚えていない。なんかくやしいです。


っで、この出来事をふまえて、なにがいいたいかというと、
「あなたは、自分をどれだけアピールしていますか?」っていうことです。

例えば、この出来事の「ガム」を「あなたがほしい情報」、
「あなたの仕事」、「あなたの趣味」、っと、置き換えてみて下さい。

あなたが、「自分アピール」しなければ、
なにも集まらないし、なんのきっかけも生まれません。

あたりまえだろ!なんて思っている人に限って、できてませんし、
他人に話してどうなる!なんて思っている人に限って、井戸の中です。

「こういう情報がほしいんです!」「こんな仕事してます!したいんです!」
「わたしこんな趣味やってます!」「こういうことが得意です!」

あなたが人にまいた種は、何の芽も出さないかもしれない。
でも、芽をださせるためには種が必要なんです。

かく言う私も、なかなかできていませんが、
頑張って「自分アピール」しようと努め、その力を育てています。

「ガム食べたい!」っでだめなら、「ガム食べられるんやで~」
っと、機転もきかせながらね。


そうそう、「アピール」と言えば、このサイト、

 http://otokomae.jp/index-pc.html

ご存知の方も多いとおもいます。

もちろん商品ありきですが、強烈なアピール力で
口コミ大繁盛を成功させましたね。

■編集後記

私のカバンにうにょ~っとのびた、水色の物体が・・・

ドラえもんガム(ソーダー味)だね。って、涙を流す私はほっといて、

一生に一度の週末、みなさんにとって楽しい時間が流れますように。。。

 

《 私の娘が私の上司 》

□ 発行 : ファイン
□ 編集 : 鈴木一貴
□ サイト: https://finework.jp