ファインワーク FINE WORK

2007.01.27

041:部下ができました

私の娘が私の上司

2007/01/27 41ボス

My daughter is my BOSS

上の娘(社長):4才   
下の娘(部長):1才  
息子(係長)0才

出産前までは、「いつ生まれるん?」「予定日は?」「楽しみやね!」

っと、多くの人が暖かく声をかけてくれました。ところが、

話していた予定日が過ぎたとたん連絡が途絶えた人も多い。

@、出産祝いを敬遠してただけなのね。って、

しょぼん・・・とする私はほっといて、今日の本題はこちら!

部下ができました

2週間前の土曜日、部下ができました。役職は係長。
男とは思えない弱々しい声で産声をあげながらも、

私の心をワクワクさせてくれました。
それから6日後、退院したのですが、

新生児黄疸の数値が下がらず、翌日再入院してしまいました。
一定の数値を超えると脳障害を起こす原因ともなります。

詳しくは下記のページがよろしいでしょうか。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~hhhp/icterus/icterus-top.htm
http://www.kusuriyasan.org/kodomonobyouki/sinseijioudan.htm

治療は保育器のなかで光を当てられるだけなのですが、
小さい体が保育器に入っている光景がなんとも痛ましい。

ちなみに、生まれたての赤ちゃんは、病室などでも窓辺に
寝かせてあげましょう。新生児黄疸の消失を促してくれます。

それから2日後、数値は正常値になり、無事退院。
まぁ、男の子なので生物学的にみても会長や部長よりも

病院のお世話になる機会は多いでしょう。
喘息気味で弱々しかった自分を思い出します。

幼少の頃、ジャッキーチェンに憧れ、強くなりたい!
っと、少林寺拳法を習いたいとせがんだ私にたいして、

母親はすぐに、入会してきてくれました。
意気揚々と訪れた体育館の扉を開けたとき、

剣道着を身に着けた子どもたちが竹刀を振り回していた
ショック極まる光景は今でもよく覚えています。

泣き声で罵声を浴びせる私に母親は「近くになかったから・・・」
っと一言。近い遠いの問題ではありません。種目の問題です。

しぶしぶ剣道をはじめましたが、寒い寒い体育館で
薄い道着と裸足で竹刀を振り回したかいあって、

熱を出す回数も減り、体は日増しに強くなっていきました。

中国拳法への憧れが捨てきれずに、八極拳を身につける
努力をするのはもう少しあとのお話ですが、、、って、

そんなことは、どうでもいい!これからの係長の成長に
ただ、ただ、ワクワクしてしまって。。。

メジャーリーグになんか行かなくてもいい!社長や部長の
影響を受けず、性別を守って健康にさえ育ってくれれば!

強くたくましくなるであろう係長の成長を勝手に思い浮かべ、
一撃で倒されてしまいそうなプニョプニョのお腹になってしまった

自分をもう一度鍛えようと鼓舞する今日この頃です。

編集後記

今日における自分を思い、私がサラリーマン時代を振り返ると、

多くの尊敬できる上司に恵まれた。感謝の一言につきる。

最近、部下ができると、自分の仕事を減らして楽をする一方、

部下との接し方がわからないなどと言って、

コーチングセミナーなんかに行くような人が増えているようだが、

多くの部下が上司に求めているのは、

面と向かったコミュニケーション的なことよりも、

まず、仕事のできるカッコイイ後ろ姿だ。

 。。。

っといいながらも、仕事中に絵を描いて遊んでる私は、
誰もいないはずの背後がとっても気になる。。。

http://roxik.com/pictaps/

《 私の娘が私の上司 》

□ 発行 : ファイン
□ 編集 : 鈴木一貴
□ サイト: https://finework.jp