ファインワーク FINE WORK

2007.08.25

056:モノを売らずに

私の娘が私の上司

2007/08/25 56ボス

My daughter is my BOSS

上の娘(社長):5才  
下の娘(部長):2才  
息子(係長)0才7ヵ月
私の嫁(会長):ん才  
私(せめて課長でいたい)33才

どこの家もよくあることだと思う。

前の日の晩ご飯の残りが、朝や昼ご飯になることなんて。

気にしてないさ。社長や部長がフレッシュな朝ご飯で

朝を食べない私の昼ご飯が昨日の晩飯の残りでも。

でもね部長、「パパのぶんちょうだ~イ」って言って、

パパの昼ご飯を朝からたいらげるのは勘弁してよーッ!

って叫ぶ私はほっといて、今日の本題はこちら!

モノを売らずに

社長や部長とおままごとをしていると、
必ずといっていいほど「感想」を求められる。

部長が私にアイスクリームを売りにきた。

「ありがとう」と言って、お金を払うだけでは、
部長はひきさがってくれない。つまらなそうな視線だ。

そう、商売のやり取りに納得していないのだ。
部長が納得して、次の展開にいくためには、

私の「おいしい」という言葉が必要なのだ。
いじわるな私は、新聞紙を丸めただけのアイスクリームを食べて、

「これはちょっと、あんまりおいしくないなぁ」
なんてことも言ってやるのだが、すぐさま、

別のアイスクリームをつくって、もってきてくれる。
やはり新聞紙製なのだが、イチゴアイスから、

スイカアイスに名前が変わった。
部長の目はとても楽しそうだ。

おままごとを盛り上げるためには、必ず「感想」が必要なのだ。

この「感想」商売において別の言い方をすれば、
「購入者の体験」と言えるのでは。と私は思う。

大人が大人にモノを売るとき、はたして、
売っているのは、「モノ」なのだろうか。

いや、違う。「モノから得られる体験」だ。
買い手も、「モノ」ではなく、

「モノから得られる体験」が購入の目的なはずだ。
「おいしいモノ」ではなく「おいしい体験」を買うのだ。

「冷たくおいしい」を体験させられるアイスクリームを売る。
「冷たくおいしい」を体験できるからアイスクリームを買う。

iPodを買うのではなく、スタイリッシュに
音楽を携帯できるという体験を買うのだ。

お金を払えばたいていのモノは手に入る今の時代。

「モノを売らずに体験を売る」

そう考えて商売に反映できるかどうかが、
繁盛の素になるように思う。

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編集後記

社長が5才の誕生日を迎えて、おしりかじり虫になった。

これからは、おしりとおしりでお知り合いの時代だそうだ。

http://jp.youtube.com/watch?v=Gs9cS0ZtMWw

私も、おしりかじり虫になりたーい!

って叫んでかじって会長にぶたれる私はほっといて、

みなさんにとって素敵な体験ができる週末になりますように。

《 私の娘が私の上司 》

□ 発行 : ファイン
□ 編集 : 鈴木一貴
□ サイト: https://finework.jp