BLOG 私の娘が私の上司 2006.01.22 014:アッ! 私の娘が私の上司 2006/01/22 14ボス My daughter is my BOSS 上の娘(社長):3才 下の娘(部長):0才8ヶ月 今回、社長が月に一度保育園に持って行くお弁当を作ったのは、私に体重が近づきつつある会長こと、マイワイフ。 仕事が忙しくてなかなか社長とスキンシップがとれない会長はいつもに増した力のいれよう。ただ・・・キッチンがお祭り騒ぎ。 わたしよりも先に、3才の社長がみかねて、優しくこの一言。「もう、そんだけでいいで。そんなに食べられへんし。。。」 自分のふがいなさに落ち込む会長をなぐさめてふと見ると、大鍋イッパイに「失敗」のオーラをまとったスパゲッティ。 「ケチャップがなかったのォ~」なんて言ってる会長さんに、「オイオイ、社長の弁当箱はおいらの片手より小さいゼッ」って 心でつぶやく私はほっといて、今日の本題はこちら! 【アッ!】 床に落ちているものなら何でも口に入れてしまう部長や、机の上にあるものなら何でもこぼしてしまう社長に、 いつも「アッ!」と言わされてる私は、ひとを「アッ!」っと言わせることが大好き。 びっくりさせてから、喜ばせる。がっかりさせてから、喜ばせる。 私の、いい人間関係を築くための秘訣の一つであり、ビジネス的にいえば、「私を売るための私からのサービス」 っとでも言いましょうか、まぁ、私自身が単純に気持ちよかったりするんですけど。。。 人を喜ばせたいときに、「びっくり」や「がっかり」のスパイスをきかせると、 喜びが倍増するし、そのときの印象も強くなる。恋人に誕生日やクリスマスのプレゼントをお約束どおりに渡すより、 忘れてた用意してないと言いつつも渡したりする方がリアクションが大きかったりするでしょ。 そのプレゼントを開けるとなんてことないぬいぐるみ。でも、よく見るとぬいぐるみの手には指輪が!とか、 プレゼントのティファニーのジュエリーケースを開けると入ってるはずの指輪がない。しかし、 一緒に入ってるものが。それはニューヨーク行きのチケット!「ニューヨーク本店に一緒に見に行こう」とか。 ニューヨーク本店が無理だったら、東京行きのチケットでティファニー銀座本店でもいいかもしれませんね。 飛行機が無理なら、この際夜行バスでも我慢しときましょう。「買いに行こう」じゃなくて「見に行こう」って言うのももしかしたら後で役に立つかもしれませんね。滋賀県のSさんこんな渡し方でどうでしょう?頑張って働いて下さい。「ジュエリーケースで東京行き」の方が 失敗したときのリスクが少ない。なんて小さいこと考えたらダメですよ! というより、あなた自身が考える シチュエーションにこそ意味があるんですよ!ってなんの話や。すいません。。。 えぇ~話を元にもどしまして、なにが言いたいのかと言いますと、ビジネスにおいてサービスをサービスとして印象づけるためには、「がっかり」はさせてはいけませんが「おどろき」や「びっくり」といった、ちょっとしたスパイスが同じように必要だということです。 昔、分譲住宅販売チラシの制作依頼を受けたとき、担当の方が、「ご購入いただいたら、ご家族と一緒に撮影した竣工写真を額にいれてプレゼントいたしますし、入居後の奥様の誕生日に花束とお食事券をプレゼントするんですけど これがとても喜んでいただけるんです。それがもとで別のお客様を紹介していただいたこともありました」 なんて話を聞いて、若い私は、チラシの空いた小スペースに乗せるいいネタだと思い、 掲載しようとしましたが、「チラシにのせたら意味がない!」っと一蹴されたことがあります。 あたりまえな事にしてはサービスにならない。喜んでもらえない。「その金額分安くして!」なんてことも言われるだろうし、 高額な購入費用に対してそのぐらいのことしてくれて当然っという気持ちや、むしろ、 なんらかの手違いがあったりしたときに、お客様の不満をも生み出す。ということなんです。 そりゃそうだ。 どこもかしこも「当社のサービスといたしまして○○○○○」っと、その会社で業務化されたサービスの内容を あたりまえのように話しをしてくれる人ばかりですが、聞いているこちらにとっても、 そのサービスに対する捉え方は「あたりまえ」なんです。 携帯電話で誰かと月額315円で話し放題にしてくれてもサービスとしてではなく販売手法として印象に残ります。 受け手にとって印象に残るサービスというものは、チラシやパンフレットに掲載された不特定多数へのもではなく 自分のためにしてくれた。自分のために考えてくれた。っと、受け手が感じる事のできるサービスなんだと私は思います。 受け手を喜ばせるために「おどろき」や「びっくり」のスパイスをきかせるのはそのためでもあるのです。 だって、特定した相手の事をとてもよく考えるでしょ。 ■編集後記 仕事に追われながら、スパゲッティにもせまられた私は ものは試しと、会長に打診してみた。 「メルマガちょっと書いてみません?」 「うん、カクカクッ!」 「・・・」 会長と呼ばれるだけあってなかなか曲者。 英語や日本語のコピーライティングを頼む事もたまにあったりもします。 どんな事を書いてくれるのか楽しみ。 間違いないのは、私より役職が上だということです。 それではみなさん、次回をお楽しみください。 《 私の娘が私の上司 》 □ 発行 : ファイン□ 編集 : 鈴木一貴□ サイト: https://finework.jp 013:貧棒と辛棒 私の娘が私の上司ブログ一覧 015:「感動」と「感動の声」
私の娘が私の上司
2006/01/22 14ボス
My daughter is my BOSS
上の娘(社長):3才
下の娘(部長):0才8ヶ月
今回、社長が月に一度保育園に持って行くお弁当を作ったのは、
私に体重が近づきつつある会長こと、マイワイフ。
仕事が忙しくてなかなか社長とスキンシップがとれない会長は
いつもに増した力のいれよう。ただ・・・キッチンがお祭り騒ぎ。
わたしよりも先に、3才の社長がみかねて、優しくこの一言。
「もう、そんだけでいいで。そんなに食べられへんし。。。」
自分のふがいなさに落ち込む会長をなぐさめてふと見ると、
大鍋イッパイに「失敗」のオーラをまとったスパゲッティ。
「ケチャップがなかったのォ~」なんて言ってる会長さんに、
「オイオイ、社長の弁当箱はおいらの片手より小さいゼッ」って
心でつぶやく私はほっといて、今日の本題はこちら!
床に落ちているものなら何でも口に入れてしまう部長や、
机の上にあるものなら何でもこぼしてしまう社長に、
いつも「アッ!」と言わされてる私は、
ひとを「アッ!」っと言わせることが大好き。
びっくりさせてから、喜ばせる。がっかりさせてから、喜ばせる。
私の、いい人間関係を築くための秘訣の一つであり、
ビジネス的にいえば、「私を売るための私からのサービス」
っとでも言いましょうか、まぁ、
私自身が単純に気持ちよかったりするんですけど。。。
人を喜ばせたいときに、
「びっくり」や「がっかり」のスパイスをきかせると、
喜びが倍増するし、そのときの印象も強くなる。
恋人に誕生日やクリスマスのプレゼントをお約束どおりに渡すより、
忘れてた用意してないと言いつつも渡したりする方が
リアクションが大きかったりするでしょ。
そのプレゼントを開けるとなんてことないぬいぐるみ。
でも、よく見るとぬいぐるみの手には指輪が!とか、
プレゼントのティファニーのジュエリーケースを開けると
入ってるはずの指輪がない。しかし、
一緒に入ってるものが。それはニューヨーク行きのチケット!
「ニューヨーク本店に一緒に見に行こう」とか。
ニューヨーク本店が無理だったら、東京行きのチケットで
ティファニー銀座本店でもいいかもしれませんね。
飛行機が無理なら、この際夜行バスでも我慢しときましょう。
「買いに行こう」じゃなくて「見に行こう」って言うのも
もしかしたら後で役に立つかもしれませんね。
滋賀県のSさんこんな渡し方でどうでしょう?
頑張って働いて下さい。「ジュエリーケースで東京行き」の方が
失敗したときのリスクが少ない。なんて小さいこと考えたら
ダメですよ! というより、あなた自身が考える
シチュエーションにこそ意味があるんですよ!
ってなんの話や。すいません。。。
えぇ~話を元にもどしまして、なにが言いたいのかと言いますと、
ビジネスにおいてサービスをサービスとして印象づけるためには、
「がっかり」はさせてはいけませんが「おどろき」や「びっくり」
といった、ちょっとしたスパイスが同じように必要だということです。
昔、分譲住宅販売チラシの制作依頼を受けたとき、
担当の方が、「ご購入いただいたら、ご家族と一緒に撮影した
竣工写真を額にいれてプレゼントいたしますし、
入居後の奥様の誕生日に花束とお食事券をプレゼントするんですけど
これがとても喜んでいただけるんです。それがもとで
別のお客様を紹介していただいたこともありました」
なんて話を聞いて、若い私は、
チラシの空いた小スペースに乗せるいいネタだと思い、
掲載しようとしましたが、「チラシにのせたら意味がない!」
っと一蹴されたことがあります。
あたりまえな事にしてはサービスにならない。喜んでもらえない。
「その金額分安くして!」なんてことも言われるだろうし、
高額な購入費用に対してそのぐらいのことしてくれて当然
っという気持ちや、むしろ、
なんらかの手違いがあったりしたときに、
お客様の不満をも生み出す。ということなんです。
そりゃそうだ。
どこもかしこも「当社のサービスといたしまして○○○○○」っと、
その会社で業務化されたサービスの内容を
あたりまえのように話しをしてくれる人ばかりですが、
聞いているこちらにとっても、
そのサービスに対する捉え方は「あたりまえ」なんです。
携帯電話で誰かと月額315円で話し放題にしてくれても
サービスとしてではなく販売手法として印象に残ります。
受け手にとって印象に残るサービスというものは、
チラシやパンフレットに掲載された不特定多数へのもではなく
自分のためにしてくれた。自分のために考えてくれた。
っと、受け手が感じる事のできるサービスなんだと私は思います。
受け手を喜ばせるために「おどろき」や「びっくり」の
スパイスをきかせるのはそのためでもあるのです。
だって、特定した相手の事をとてもよく考えるでしょ。
仕事に追われながら、スパゲッティにもせまられた私は
ものは試しと、会長に打診してみた。
「メルマガちょっと書いてみません?」
「うん、カクカクッ!」
「・・・」
会長と呼ばれるだけあってなかなか曲者。
英語や日本語のコピーライティングを頼む事もたまにあったりもします。
どんな事を書いてくれるのか楽しみ。
間違いないのは、私より役職が上だということです。
それではみなさん、次回をお楽しみください。
《 私の娘が私の上司 》
□ 発行 : ファイン
□ 編集 : 鈴木一貴
□ サイト: https://finework.jp